バレエな日々

　またまた、ずーっとさぼっておりました。梅雨もあけ、いよいよ夏のバレエ発表会シーズンの開始となる時期です。今年も、都合のつく限り、体力の続く限り、いろいろとおじゃまして、勉強したいと思っております。
　さて、昨年の発表会のゲストに来ていただいた、中島周先生のご実家、久留米にあるフジタバレエ研究所さんのリサイタル「白鳥の湖、第４幕」に縁あり、れいねを出演させてもらえることになった。
　じつは、れいねより私のほうが、緊張している。娘同様、創立６０年は超えているバレエスクールさんのリサイタル、いっぱいいっぱい私も勉強になる。しっかり勉強させてもらいたいと思っている。


　先日、服部有吉さんの舞台の忙しい中、突然の、上嶋前ユーパレス弁天の訃報
びっくりして、悲しく、涙がとまらなかった。
上嶋前支配人には、感謝してもしきれないぐらいお世話になった。おもしろく、明るく、いつも冗談ばかり、言ってた、上嶋前支配人　　発表会のパンフレットの挨拶文もいつも書いてくれていた。
とても、頭がよく、ものしりで、文字もきれいで、いつも私が、いろんなところに出す、文章は、支配人が添削してくれていた。誤字、脱字は、赤ペンで修正され、「瀬崎、このいいまわしの文章はへんだよもっとこうしたら？」支配人業務の忙しい中、いろいろと教えてくれた。
　いろいろ私の、無理難題もできるかぎり、協力してくれた。いまこうやって、主宰できるのも支配人がいてくれたおかげである。なにも恩返しができないままに、支配人は、天国にいってしまった。
最後のお別れは、れいねもいっしょにすることができた。れいねもずいぶんとかわいがってもらった。

「支配人、本当に本当にありがとうゆっくり
休んで、ください。そのうち瀬崎もいきますので、みんなでわいわいと宴会しよう
その日が、来るまで、まだまだがんばります」

　本当に、人生はおもわぬ別れがやってくる。４０を過ぎて、はるかに別れのセレモニーに出席することが多くなってきているこの頃で、そのときどきが、私にふりかえることも教えてくれ、考える時間も教えてくれる。

　まだまだ、やらなくてはいけないことが、いっぱいある。楽しみながら、ひとつひとつがんばりたい